ファイアーエムブレム覚醒をやりました。

 はじめましてばんじょです。

とりあえず何か書くことがあれば書いてみようと思いはてなブログに登録してから約22年経ってました。草。

 

なんやかんやで初めての投稿は僕の趣味でもあるゲームのことについて書こうと思います。結構長くなると思いますが対戦よろしくお願いします。

 

今回の記事の題材となるのは「グリッドマン第1話 覚・醒」です。

ごめんなさい。ファイアーエムブレム覚醒でした。グリッドマン面白かったね。

グリッドマンのヒロインの1人である六花ちゃん。北海道には「六花亭(ろっかてい)」という銘菓店がありますね。六花というのは雪、または雪の結晶という意味があります。実は結構前から六花という名前が好きで、僕が将来万が一結婚できて、子供が生まれてしかも女の子だったら「六花」という名前にしたいなムフフと思ってたくらい好きな名前なんだけれどグリッドマンで六花ちゃんが登場したせいで「フフッ、オタクネーミングw」と言われかねないので別の名前を考えなければなりません。グリッドマンはクソ。

 

 さて、ファイアーエムブレム覚醒の話をしたいと思います。(ネタバレを含みます)

ファイアーエムブレム覚醒(以下覚醒)は、2012年にニンテンドー3DSで発売されたゲームです。ファイアーエムブレムシリーズの特徴は手ごわいシミュレーションということでCMでも歌われているので皆さんご存知かと思います。僕はYouTubeで見ました。

 本作「覚醒」はそれまでのシリーズの集大成ということで、フリーマップシステムや男女の支援による結婚、子供ユニットの誕生といったシステム、マイユニットの登場など、シリーズの様々な要素を盛り込んで作られており、まさにシリーズ集大成。相当気合を入れて作られたことがうかがえます。

 今作はキャラデザが若干オタク向け?っぽくなり、さらにモブ以外全てのキャラにCVが実装され有名声優も多数起用されたこともあって、シリーズファン以外の新規エムブレマーも多数獲得したんだとか。

 僕も本当は発売当初に買ってうひょーしたかったんですが3DS持ってなかったのでできませんでした。今年の12月にやっと3DSを手に入れたのでずっとやってみたかった覚醒を買ってプレイしたということですね。(スイッチ買ってスマブラをやれ)

 

 さて(2回目)、作品の紹介は終わりにして、覚醒をプレイした感想なんかを書いていきたいです。今ちょっとお腹痛いのであとでトイレ行くかもしれません。

 僕自身、シリーズとしてはGBAシリーズを飽きるほどやり、その後GCの蒼炎、Wiiの暁、DS2作をやっている2000年代エムブレマーなのですが、今作覚醒はなんというか、全体的に大味、大雑把だったかな…という感想です。

 具体的に何が大味だったか、難しいところですが、能力値上限のインフレと、クラスチェンジアイテムを無限に使えることによりレベルアップの機会の回数限界を実質的になくしたことが原因かなと思いました。

 ファイアーエムブレムシリーズではおおよそ「下級職」と「上級職」にクラスが分けられておりそれぞれレベル20が限界となっています。キャラごとに成長率が設定されており、レベルが1上がるごとに各パラメータがランダムにあがる仕様です。

 1レベルアップごとにランダムに成長していくので、レベル上限の20になったとき、期待値以上の成長をするキャラもあれば期待値以下になってしまうキャラもいる、というわけです。下級職のレベル1で仲間になったキャラは、上級職のレベル20になるまで、最高で39回のレベルアップの機会があることになるのですが、覚醒ではクラスチェンジアイテムを何度でも使えるようになったため、レベルアップの機会の回数限界がなくなってしまいました。さらに、フリーマップシステムによりストーリーの進行とは関係なく何度でも自由に戦うことができるため永遠に経験値を貯めることができる。これにより、2度、3度とクラスチェンジして鍛え上げられたキャラはもうとんでもない強さになります。だから、ノーマルやハードくらいの難易度なら鍛えたキャラで無双して終わり!って感じになります、というかなりました僕の覚醒は。嫌なら縛れよって?うるせぇな。

 お気に入りのキャラを愛でる場合とか、説明を省きますが子供キャラへのスキル継承なんかを考えたときにクラスチェンジをしておくと有利(便利)になるんです。まぁゲームを有利に進めやすくなるとか、好きなキャラをカスタマイズ!っていう点では作業ゲーもできるオタクには嬉しい要素なんじゃないかな。昨今のスマホゲーと大差ないね。

 まだあります大雑把要素。例えばマップと敵配置。とりあえずひろーく、敵もまばらーに配置されていてめんどくさい。障害物をうまく使って守備力や回避の高いキャラを壁役にしてHPの低いキャラなんかを守りながら進軍しようっていうシリーズでは鉄板の戦法が使えない場面が多すぎて、結局上記のようにクラスチェンジで成り上がった強キャラを前線に放り込んで誘い受けの要領で殲滅したほうが手っ取り早いっていう手ごわいシミュレーションなんて元も子もない戦法が最適解になってしまうんです。いやいや、せっかくのフリーマップがあるんだから皆を均等に育ててほどよい難易度調整は自分でできただろって?うるさいですね…(チノちゃん)。そもそもフリーマップがある時点で難易度なんてどこ吹く風だと思わんかね。

 各章の戦闘マップでの勝利条件が「敵将の撃破」と「敵全滅」以外ないため、玉座の制圧とか、防衛戦とか、特定エリア到達によりクリア、っていう戦略性がないのも戦いが大味、大雑把に見える原因なんですかね。

 「やっべ逃げるぞ!」って言っておきながら、いざ戦闘が始まると敵将の首を討ちとりに行くのはどうなのと。まぁ、逃げ道に敵将が鎮座してるっていうケースかもしれないけど。

 とまぁ、戦闘面だけでこれだけありました。細かいことをもっと言いたいんですけどそれは知り合いのオタクに長文LINEを送ろうと思います。

 

 肝心なストーリーはというと、こちらも大雑把だったなと。

 シリーズ初代「暗黒竜と光の剣」(もしくはリメイクされたDS版)のアカネイア大陸の数千年後?が舞台?のような雰囲気が醸し出されており、初代主人公のマルスが「英雄王」…とされていたり、初代での最終兵器であるファルシオンが登場したり、初代から登場した竜の血を引くチキ(めっちゃ長寿。竜なので)が登場したりと、暗黒竜と光の剣との関係性を示唆するような要素がてんこ盛りです。記憶が確かならCMとか前出し情報でもその辺りの情報の露出はあったと思います。思うんですが、結局ゲーム本編ではその要素に触れられることはほぼなかったですね。悲しい。これは僕のこじつけなんですけど、こういった作品の前後の繋がりを求めて購入するファンもいるので騙されたーと思う人もいるんじゃないかな。

 ストーリーとしては、まぁ行き当たりばったりがなんやかんやでうまくいきましたっていう感じがしてなんかもう。大抵の作品も行き当たりばったりなんでしょうけど、覚醒に関しては行き当たりばったり感がすごかったと言いますか。というのも、プレイヤーの分身として出て来た「マイユニット」が「軍師」という設定だからだと思います。

 幾度となく敵の奇襲だったり卑劣な手により窮地に陥るわけですが、取る策が「それホントに成功すんの?」っていう奇策だったりします。

 あと、先代の女王を殺した因縁ある隣国にあっさり助けを求めにいったり、罠だと知っていて特に無策でとびこんだり、反乱軍が反乱に反乱したりもっかい反乱したりと、わりかし、なんだこいつらっていう場面も多かったです。

 一番謎だったのがタグエルっていう獣人の一族ですね。半分獣、半分人間ってことで「半獣」なんて言われて人間との古よりの確執があるようなことが説明されましたが、一瞬出てきてそれっきりストーリーとはまったく関係なく終わりました。

 書くのがめんどくさくなってきたのとお腹が痛いのでトイレに行ってきます。あとこれ以上チマチマ言ってると「めんどくさいオタクかよ」と思われそうなので悪かったなーという点の説明は終わります。

 

  今作「覚醒」のテーマは「絆」ということで、シリーズ恒例の支援システム(キャラ同士が仲良くなり、プラスの恩恵を受けられるシステムこと。オタクが好む推しカプ作り)の自由度が高く、いろんな組み合わせでニヤニヤできる上に、親世代の男女カプは子どもをこさえることまでできるのですこです。

 あと、上述でめちゃくちゃ文句言ってたクラスチェンジシステムだのなんだのについてですが、僕はリズちゃんを育てたかったのでリズちゃんをカチコチに強くするためにお世話になりました。手ごわいシミュレーションなのでね。

 リズちゃんとかクソいたずらっ子だし、見た目ロリっ子だしで、俺はロリコンじゃねぇと言い聞かせていたためあんま好きじゃなかったと言いたいんですけど見た目は普通にかわいいしCVがCVだし、今作で一番人気(ばんじょ調べ)のサーリャと並ぶくらいキャラデザが凝っていたように感じたし、新クラスのバトルシスターとかいう斧と杖を使うかわいこちゃんクラスでめっちゃ育てちゃいました。なんならマイユニットと結婚させました。んふ。

 キャラゲーとしての要素は失われていないため、お気に入りのキャラを見つけると一気に楽しくなりますよ。ここはエムブレマーならわかってくれると思います。

 ダブル、デュアルシステムについては、良くも悪くもたくさん使いましたが、もう少し恩恵を少なくしてもいいかなとは思いました。サクサクプレイをしたいときは重宝するんですけどね。

  なんだかんだと言いつつ、キャラの育成は結構熱くなったと思います。それこそ子供ユニットにどのスキルを継がせようとか、このキャラをこのクラスにしたら面白いかな、とか。あと何周プレイするかわかりませんが次はこのキャラ同士で結婚させてみようかな、とか。そんな感じでやっぱりCMで歌われてたように手ごわいキャラゲーなわけです。僕はYouTubeで見ました。キャラゲーが大好き。オタクなので。

 

 ストーリーもシミュレーション要素も大雑把ですけど、よく言えばわかりやすい、とっつきやすい要素であるようにも見えますし、実際サクッとプレイすることができました。その分キャラゲー要素は濃くなっているので、ゲームとしてはいい塩梅のバランスになっているんじゃないかなというのが素直な感想です。(オタク故のクソ上から目線)結構たくさんキャラが出るんですけど、ほんとにポッと出のキャラだったり、印象に残らないキャラが多かったのは少し残念ですかね。支援会話で以外な人間関係だったりストーリーの裏側が明らかになったりするんであればその評価は変わりそうなのであとで調べてみます。

 いろいろ垂れてきましたが、シリーズで一番売れたみたい(ばんじょ調べ)なのでファイアーエムブレムやったことないよーうぇぇーんっていう人はまず「覚醒」か、「烈火の剣」っていうシリーズ最高傑作をプレイすることをお勧めします。

烈火の剣GBAの作品なんですけど、中古でも5000円くらいの値がついているのでマジで名作の部類に入ると思います。中古ショップの値段ってイコール作品の評価になることがあるので新しいゲームを買うときは参考にしてます。

 

あとまぁ全然どうでもいいんですけど、ストーリーのラストでマイユニットが消え去る?選択肢を選ぶと”仲間キャラが全員” マイユニットに対してひとことコメントをしていくんですが、アイマスのライブの演者挨拶かよってひとりでツッコミ入れてました。

 

 以上です。ここまで読んでくれてありがとうございました。

ファイアーエムブレム覚醒、なんだかんだツッコミながら楽しんだ作品でした。

烈火の剣とともにオススメします。烈火の剣をリメイクしてください。