BUNGOっていう野球漫画

どうも、ばんじょです。

今回はタイトルのとおりBUNGO(ブンゴ)っていう野球漫画についての記事になります。完全に勢いで書いているためおかしな部分あったらすみませんあとで直します。

 

 

僕は野球やったことないんですけど、野球を題材とした漫画やアニメは結構好きで、ダイヤのAやおおきく振りかぶって、タッチなどの高校野球漫画からONE OUTSグラゼニのようなプロ野球漫画、地獄甲子園みたいなギャグ漫画も読みます。パワプロやったりもします。

そんな僕がここ1~2週間ほどでドハマりしたのがブンゴです。

1巻読んで、2巻読んで、3巻読んだあたりでもう続きが気になって気になって仕方なくなり、1週間のうちに最新の23巻まで一気に買って読むほどハマりました。それこそ仕事中と寝る間以外はつねにBUNGOを読んでました。今週24巻が出ました。買いました。ケンドーコバヤシさんも愛読って書いてました。24巻の帯に。はい。

そもそもブンゴって知ってる方いますか。僕の周りでは読んでる人があんまりいないようでもったいないなぁと思ったのでチラ裏的な紹介記事を書いてみようと思いました。

 

BUNGOは、ヤングジャンプで連載中の野球漫画で、キャッチコピーは「直球が未来を狩る!猛禽系野球狂ストーリー」

甲子園・プロを目指す少年たちが集うシニア中学野球が舞台です。甲子園目指してるのにシニアなんですね。ちゃんとした理由があるので是非作中で。

毎日一人で壁当てを繰り返していた主人公の石浜文吾(イシハマブンゴ)が、名門球団の「静央シニア」の天才バッター野田幸雄(ノダユキオ)と出会い、彼と勝負したい一心で野田と同じ静央シニアに入団するところから物語が始まります。

静央シニアには甲子園やプロを目指す選手が集まるシニア屈指の名門球団で、文吾は静央の仲間たちと切磋琢磨し、立ちはだかる試練や困難にぶつかりながら成長していく…そんなストーリーです。

 

僕が思うこの作品の魅力は圧倒的な熱量だと思います。野球漫画だから普通じゃねーかって?うるさいですね…。

あとめっちゃ絵がうまいです。特に投球フォームが全部カッコいい。好き。

練習場面と試合のメリハリも効いてて、特に試合が長すぎず読みやすいのも好きなポイント。

 

下記で若干のネタバレ含みつつ、BUNGOの魅力を書いてみました。

(キャッチコピーに沿ったことを書いているつもりなので過度なネタバレにはならないと思いますが念のため)

 

 

BUNGOの好きなところ、ぶっちゃけてしまうと個人的には主人公の文吾の成長が一番好きなんですが、主人公のブンゴと他の野球漫画の主人公たちとの特徴をくらべてみたいと思います。

比較対象作品が最近?の作品ばっかでアレなんですが。

まずダイヤのAの沢村はムービングを主体にした様々な変化球ナンバーズを使いこなす投手で、おお振りの三橋は抜群のコントロールと遅いのに浮いて見える直球、4つの変化球を併せ持つ変化球投手、ONE OUTSの渡久地みたいにストレート以外の球種を持たない代わりにギャンブラーとして鍛えた洞察力を武器に相手を翻弄する変わった主人公がいます。

一方で、BUNGOの主人公・石浜文吾の持ち味はというと、ど真ん中直球です。文字通り、ストライクゾーンど真ん中に放るストレートを必殺の決め球に持っています。

ど真ん中に投げるストレートが決め球ってアホなんかとツッコミが入るかもしれません。じゃあ何故ストレートが決め球足りえるのか。それは、真ん中にストレートを投げられた以上、バッターはバットを振らざるを得ないからです。いやそりゃそうじゃ。

いかにキレのある変化球でコーナーを突こうと審判次第でボール判定されてしまうのに対し、ど真ん中に投げたストレートだけは打者が見送れば必ずストライクになる。

投手が「自ら勝負を決める」ことができるという理想を体現できるど真ん中への直球を絶対の決め球として持つのが、文吾なんです。

圧倒的な威力の直球ですべてをねじ伏せる。

めっちゃカッコいい…。

打者もぶったまげる直球をど真ん中に放り、マウンドでの駆け引きなんて関係なくストライクをぶんどり、アウトの山を築いていくのは最早残酷。「直球が未来を狩る」というキャッチコピーそのまんま。

生半可な直球や、まっすぐ一辺倒じゃメッタ打ちに会うことは必至だけれど、そこを戦術(配球)で乗り越えるのも面白い。最後にストレートで狩ればいい。

自身の直球を以って「自ら勝負を決める」という投手の理想を体現すべく日々進化を続ける文吾に刺激を受け、仲間たちも日々成長し、日本一を目指す。その熱量は、単行本背表紙にある「少年たちの情熱が乱れ弾ける」という文章そのものです。

文吾はもちろんですが、グラウンド上の選手一人一人の思考や心理描写も熱く丁寧に描かれていて、読んでいてとても引き込まれます。

あの先輩やあのライバルなど語りたいことはまだまだあるのですが、やっぱり一度見てほしいと思う作品です。

久しぶりにこんなに熱くなる作品に出会えたのでつい長くなってしまいましたが、少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。では。